【静止摩擦力と最大(静止)摩擦力】 の違いとはなんでしょうか?
いつものことですが、
 
苦手な方は、理解して下さい
得意な方は、即答して下さい
【最大値は決まっているが、実際の摩擦力=静止摩擦力は条件で変化する】
そもそも有名な式
f=μ N [μ (ミュー):静止摩擦係数]
は、
物体が止まっている(静止している)ときの摩擦力を表す式では
“ありません!!”
静止摩擦力を表す式ではないのです。
あくまで、最大静止摩擦力の場合について成り立つ式です。
最大の時だけです。
つまり、動き出す直前の場合だけです。
それ以外の時は、静止摩擦力は垂直抗力(≒質量)に比例しません。
だから、
1kgの物体に働く静止摩擦力は、
ゼロだったり10Nだったり100Nだったりします。
もちろん、μ (ミュー):静止摩擦係数が変わるからではありません。
 
同じ質量
同じμ (ミュー)であっても、
静止摩擦力は状況に(条件に)よって変わります。
(例えば、水平な台の上にのせた→指で押した など)
 
でも、
最大(静止)摩擦力は違います。
f=μ N [μ (ミュー):静止摩擦係数]が成り立つので
物体の質量が変わらなければ、基本、同じ最大(静止)摩擦力になります。
状況によって変わっていく静止摩擦力の値が
最大(静止)摩擦力を上回ったときに
物体は動きまます。